私の息子はサッカーをやっており、有り難いことにレギュラー選手として活躍をしてくれています。そんな息子のチームが、先日地区大会で優勝をすることが出来たんですよ。全国までは当然まだまだ遠い道のりになるわけですが、千里の道も一歩からですからね。ようやくスタートラインに立つことが出来たかなと、感慨もひとしおですよ。
ただ、私以上に感慨深いのはやはり妻でしょう。朝練の時には弁当を作ったり、休日は一緒に帯同をしてあれこれと世話もしているみたいですからね。夫としては少々寂しい気もしますが、やはり息子が頑張る姿を見るのは私も嬉しいですからね。こうして世話をすることが出来るのもそう長くはないと思うと、もう少し妻の好きにやらせてあげようかなと思っています。なお、息子は来年中学校へ進学をします。そうなると、帯同こそしないものの部活のための世話で朝が大変になるのかなと思っていますね。
さて、そんな妻をしり目に父として何もしないのは気が引けます。というか、他のお父さん方も同じように考えていたんですよね。そこで父親同士で集まって、何か形に出来るもの、記念になるものを作ろうという事になったのです。最初はトロフィーや記念楯をと思ったのですが、それを全員分に作るにはお金がかかりすぎます。そこで浮上してきたのがピンバッジなんですよね。ピンバッジであれば簡単に作ることが出来ますし、何よりも安いんですよ。
それでいてチープさは一切ありませんので、配布するにしても丁度良いんですよね。そうと決まれば話は早いもので、さっと業者を見繕ってピンバッジを作ってしまいました。デザインはチーム名から連想をしたキャラクターを作り、それをデザイナーさんへ投げて作ってもらいましたけどね。完成したピンバッジは、チーム名から連想したキャラクターと、大会優勝という文字が印刷されています。そして表面を豪華にコーティングしてもらい、非常に良い作りになっていますよ。
実はあまりにも良い出来だったものですから、また作りたいという欲求が凄いんですよね。なので、今後も優勝をするたびにピンバッジを作っていこうではないかという話になりました。来年以降は私たちはいませんが、それがチームの伝統として根付けば面白いですよね。そしていつかは、数多のピンバッジが並ぶような強いチームになってほしいと願っています。息子たちも、そしてその下級生の子たちもその気になっていますからね。期待できますよ。